運営者 野原ゆうべ
連絡先 「https://noharayube.com/426-2/」からご連絡ください。
家族4人、古い借家暮らし
田舎で、借りている築50年程たっているだろう古い一軒家で、子供ふたりと夫と私で、四人暮らしをしております。
母であり、働く女性であり、妻でもあります。
忙しい中でもブログを始めたのは、何か動き出さないと人生がおわってしまうのでは…という謎の焦りからでもあります。
外側からこの状況だけを見たら、私の生活はきっととても幸せに映るでしょう。
けれども、ブログを始めよう、と決意した時の私は確かに焦っていました。
このままではいけない、人生がほとんど形を現してしまう前に、もっと納得のいく形に、それも大きく変えないと間に合わない。
忙しさの中で、自分を見つめる時間はなかなか取れません。
子育てがひと段落した頃には、もう手遅れになってしまっているのではないか。
自分の時間の有限さと、自分の手放せない願いの間でバタバタもがく様子は、まるで思春期のようだと思います。
もしかして、子育てきは思春期に似ているのでしょうか?
そういえば、最近CMか何かで、「子育ては青春だ」と言うキャッチフレーズを見た時、ハッとしました。
輝いているけど悩む様子、自分がなくなってしまいそうで焦る心、確かに10代の思春期にも似ています。
それなら、大人らしく振る舞い過ぎず、もっと大胆になってもいいのかも知れません。
母の願い
子供が健やかに成長すること。
子供が楽しく日々を送ってくれること。
子供がやりたいことを見つけて頑張ってくれること。
子供がいつか大好きな人を見つけること。
子供がいつかやりたい職を得て、苦労せず生活出来るようになること。
これらは母親としての私の願いです。
ですが、これをどうやって教えるのか?と考えると、自分の姿勢を見せていくことが一番なのかな、と思います。
自分の人生を後悔しないように、妥協なく生きていられているか、その背中を見せられるか?と考えたとき、答えは残念ながらノーでした。
子供達が、将来家族のために自分を殺して生きていく、と言うことを教えたくはありませんでした。
私は、まだ何かに挑戦することが必要なのではないかと思うようになりました。
親がやりたいことをやろうとしている姿を見せることが、教育になるのではないかと思っています。
これが、私がブログを始めてみた理由です。
文章を書くことの豊かさ、工夫で豊かにしていく暮らし
文章を書くことは、自分が初めに思い付かなかった程遠くに、連れて行ってくれます。
その答えは、とても澄んでいて、混じり気のない気持ちだったり、現実を考えると尻込みしてしまいそうな、大胆な願いだったりします。
その答えに辿り着くことが、深い癒しになると感じています。
子育て、古い借家での、私なりに工夫を凝らした暮らし、そしてそれを文章にして綴っていくことが、私と家族の生活を豊かにしてくれると願っています。